2011.07.19 「大和撫子に恋した光源氏を愛した聖子チャンから私が指名され」

なでしこジャパン、金メダル獲得おめでとう!! リアルタイムでは観てなかったけどf(^_^;


女子ワールドカップで、無敵アメリカを見事に破った女子サッカー日本代表チームはホンマに凄い! 素晴らしい! PK戦での集中力は私にとって教えられることばかりでした。


沈滞ムードの日本を元気にしてくれるのは、女性のパワーなのかもしれません。考えたら、いつの世も男は女性無しには生きることすら出来なかったのです(女は男無しでも生きて行けますが)。天下のプレイボーイである光源氏が光り輝いたのも、そこに素敵な大和撫子がいたからです。今から千年も前に、恋をテーマにした世界に冠たる長編小説が京都で描かれていたのですから、やはり当時から日本は凄い国だったのですね。それを綴ったのは、やはり女性。紫式部です。


世界初の女流長編小説『源氏物語』をこよなく愛し、三部作の現代版に書き直したのが、やはり女性です。その名は田辺聖子さん。一作目は原典を読みやすくして、少し味付けを施した「私本・源氏物語」。二作目は「新・私本源氏」と称する、いわば“外伝”。三作目は源氏の香りはそのままに完全な創作となった「異本・源氏物語」です。その標題が『恋のからたち垣の巻』。


それらはすでに文庫本としても出版されているのですが、このたび装丁も新たにリニューアルして集英社文庫から発売されることになりました(7/20~)。そして、三作目の『恋のからたち垣の巻』の解説を何と私が書いているのです。あの文化勲章に輝く聖子さんに私が見そめられたというわけです(^0_0^)


実は、初版では今は亡き中島らもさんがお書きになっているのですが、今回そこに私の文章も掲載され、書店に置かれています。光源氏になったつもりで書いたので、よろしかったらご購入下さいませ☆ (5/13のブログに記した答えが、このことでした)

  私の解説が最後に付いてます。

 彼こそ、マネージャーの吉川晃央改め、伴男。詳しくは、この本の「あとがき」を照覧あれ。