2011.02.14 「ヴァレンタイン・チョコに国宝もとろける」

今日は久しぶりに仕事がなく、リフレッシュしようと、急遽、京都の醍醐寺まで出かけました。 真言宗小野流の総本山である醍醐寺には私、恥ずかしながら高校3年の時に遠足で一度行っただけ…。 いつかゆっくり参拝したいと思いつつも、叶わずに今日が日まで過ぎ去りました。 でも、今日行くことができて良かったです。

というのも、2月23日に行われる「五大力尊仁王会(ゴダイリキソンニンノウエ)」の前行が明日から始まるため、お坊さん達が忙しく準備をされていました。 でも、月曜日ということもあり、境内は閑散としていて、色々とお話しを聞きながら参拝することができました。

なんと、金堂内には薬師三尊像のほかに、不動明王や、上醍醐の准胝(ジュンテイ)観音像も鎮座しておられました。 また、金堂の隣にある不動堂内に鎮座しておられる不動明王を中心とした五大明王さんからは凄いエネルギーを感じました。

境内に佇んでいると、折りから降りしきる雪のため、そこかしこに点在するお堂や庭の木々が見る見るうちに白く染まってゆきます。 五重塔もとても幻想的…。 桜や紅葉の季節はまた格別だろうな。 次回はもっと時間に余裕をもって、上醍醐の開山堂まで登ろうと思った次第。

平安中期、理源大師によって開かれ、醍醐・朱雀・村上の三帝の信仰によって隆盛を極めた醍醐寺は、誠に奥深い寺だなぁと感じ入りました。 隣接する三宝院も拝観。 ここは豊臣秀吉が桜を愛でるために作った庭園で有名です。

数々の国宝を堪能した私は、次に武庫之荘の国宝に会いに行きました。 こちらの国宝は動くことで有名。 親元、早い話が米朝宅に行くと、私の弟(渉のほう)の次女、翠(ミドリ)がヴァレンタインの手作りチョコレートをおじいちゃんに食べてもらうべく来ていました。 父はそれを口にするなり「美味しい」と、顔がとろけてご満悦(^ー^) 孫のチョコレートは目に入れても痛くないそうです。 私と、弟子の米市・團治郎もお相伴に預かりました。 ブラウニーのあっさり味に、三人とも口を揃えて「うん、店で売ってるやつより美味しい!」。 翠もニッコリご満悦(^ー^)

帰宅後、娘のゆかりからも手作りチョコをもらいました。 こちらは生チョコ──。 「うん、店で売ってるやつより美味しい!」 「無理せんでええで」 「いや、無理とちゃう、ホンマに美味しいで」 「ホンマ? ありがとう」と、照れ屋の娘もこの日ばかりはさすがに嬉しそうでした。

手作りチョコは美味しいのが多いですね。 添加物が入ってないからかな。 ひつこい甘味がありません(^ー^) 但し、朝日放送の私のラジオ番組のディレクターから頂いたチョコレートは、お店のんだったけど、めっちゃ美味しかった(^0_0^) 詳しくは、ABCラジオのブログをご覧あれ☆

不動明王の力と、チョコパワーで英気を養ったので、明日のサンケイホールブリーゼも乞うご期待!

 醍醐寺の境内にて

  
「翠、チョコレートおおきに」        国宝もご満悦

 「ゆかりのんも美味しいで」