2011.01.14 「銀座ブロッサムでの独演会」

今年は年初から一門会や寄席への出演が色々ありましたが、独演会は昨日が初めてでした。 それが銀座ブロッサム(中央会館)とあれば、気合いも増します。

前半は演目を出さず、お客さんや助演者の兼ね合いでネタが決まって行くスタイルです。

『小咄二題』米市

『つる』米團治

『花筏』歌之助

『掛取り』米團治

ご来場の皆様の温かい眼差しに支えられ、会場は幸せのオーラで包まれたようでした。 そして、後半──。 こちらは事前にネタを提示している『不動坊』。 マクラをふって、いざネタに入ろうとした時、上手の袖から「チーン」と鉦の音。 お客も私も「何だろう」と上手に視線をやると、舞台番の米市がこっそり出てきて、「中入」になったままの名ビラをめくって「米團治」に変え、またコソコソと引っ込んで行ったのです。 またしても米市がやりました! 名ビラの返し忘れ! お客は笑うわ、私は何を言うてるのか分からなくなるわ…大変でした(^^;

でも、『不動坊』の中で、遊さんの台詞に対する突っ込みで、「お前は米市か」と言ったところ、これがバカ受け(^ー^) 瓢箪から駒となりました。 それにしても、米市の失敗談には事欠きません。 えっ、誰や、師匠譲りと言うてるのは…。

この日は、出演者とスタッフ数名、銀座の「すし三昧・奥の院」で美酒に酔いしれました。

そうそう、当日また作家の中谷彰宏さんが客席にお越し下さり、ムードメーカーになって下さいました。 早速、ご自身のホームページに感想を書いて下ったそうです。 ご来場の皆様、ありがとうございました!