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2010.12.31 「ジルヴェスター・コンサート in びわ湖ホール」

大晦日は凄い雪になりました。 同じ近畿エリアでも、大阪と滋賀は全然違います。 大阪なら「あ、雪が降ってきた」程度の時に、滋賀では交通機関を心配せねばならぬほど積もるのです。 この日は大雪になる予報が出たため、私は前日の3 […]

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2010.12.29 「大晦日に向けて」

私は只今、大晦日に滋賀県のびわ湖ホールで開かれるジルヴェスタ・コンサートのお稽古に専念しています。 カウントダウンも含め、全体の司会役なのですが、新春を迎えた時の最初の曲を何と私が指揮させていただくのです。 曲目がロシア […]

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2010.12.28 「繁昌亭で餅つき」

今年ももうすぐ終わりです。 年末の風物詩、餅つきが三枝会長のお声掛けのもと、天満天神繁昌亭で行われました。 噺家有志、そして女流落語家やお囃子・お茶子という笑女隊も加わり、皆でワイワイやりました。 私も含めて、口は動くけ […]

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2010.12.28 「権太呂寄席」

京都・岡崎の蕎麦処「権太呂」での寄席に出演しました。 お蕎麦屋さんでの落語会は今でこそよくある光景となりましたが、30年前は滅多に見ませんでした。 ここは昭和57年から毎年続けておられる、言わば草分け的存在です。 当初は […]

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2010.12.26 「雀々落語のひろば in A&Hホール」

今日は大阪・千里の「雀々落語のひろば」にゲストで呼んでもらいました。 A&Hホールは満員のお客さんで埋め尽くされていました。 雀々さんの二番弟子、鈴々(リンリン)が可愛く『動物園』を演じ、続いて文珍兄さんの一番弟子、徳之 […]

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2010.12.25 「X'masイブの晩餐」

そんなわけで、私は妻の手料理に舌鼓を打つことになりました。 午後8時、今年も彼女を作れず帰宅した高2の息子と、近所のクリスマス会で聖歌を歌い終えて戻ってきた中3の娘も加わり、我が家は久しぶりに4人(+1匹)一緒に食卓を囲 […]

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2010.12.24 「X'mas イブ」

クリスマス・イブ、皆さんは如何お過ごしですか? デートの人、仕事の人、風邪引いて寝てる人など様々でしょうね。   私は昨日・今日・明日と、親元におります。 私の場合は普通の親と違って、扱いが大変ですがf(^_^;  昼間 […]

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2010.12.21 「米團治・勢朝ふたり会」

天満天神繁昌亭での「米團治・勢朝ふたり会」は終始なごやかな空気に包まれて進んで行ったように思います。 米朝一門の噺家で、米朝事務所に所属していない人も何人かおられます。 勢朝もその一人。 芸風も境遇も全く異なる彼とのふた […]

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2010.12.20 「My Birthday」

日付を跨いで…、今日は私の誕生日。今年は芦原温泉でバースデーを迎えました。 さすがに52歳にもなると、喜びも半減しがちですが、多くの方々からお祝いの手紙やメールなどが届くと、やはり嬉しいもんです(^ー^) 今夜は家族の皆 […]

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2010.12.19 「芦原温泉で二人落語会」

福井県の芦原(アワラ)温泉で「桂米團治・桂すずめ二人落語会」が開かれました。 会場はあの石原裕次郎さんが通い続けていたことで知られる老舗の旅館「べにや」です。 桂すずめさんは、言わずと知れた女優の三林京子さん。 米朝一門 […]

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2010.12.18 「景風会クリスマスパーティー」

景風会とは宝塚市在住の女流書道家、片岡紫江さんが主宰されている書道グループです。 片岡先生には私、噺家になった年からずっとお世話になってきました。 私の独演会には毎年欠かさずお越し下さり、ご自身のパーティーには米朝一門の […]

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2010.12.17 「笑福亭枝鶴襲名披露」

天満天神繁昌亭での「小つる改め、笑福亭枝鶴襲名披露興行」に参加させていただきました。 今週一週間、笑福亭の噺家が多数出演する中、日替わりゲストとしてほかの一門からも色んな噺家が登場するのですが、その中に私も入れてもらいま […]

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2010.12.15 「小松左京箴言集に私が寄稿」

このほどPHP新書から、SF作家の小松左京さんの本が発売されました 。タイトルは「小松左京箴言集『宇宙にとって人間とは何か』」。 箴言(シンゲン)とは、教訓の意を持った短い句のこと。 小松氏のマネージャーである乙部順子さ […]

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2010.12.14 「ゴスペル落語にゲスト出演」

今、繁昌亭の楽屋でこれを書いています。 今日の夜席「桂三金のゴスペル落語」にゲストで呼ばれたのです。 三金くんは三枝会長の9番目のお弟子さんです。 彼が「私はゴスペル落語をするので、できたらお兄さんはクラシック入りの『掛 […]

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2010.12.13 「事始め」

今年の事始めは、ざこば兄さんのご実家横に作られた動楽亭で行われました。 米朝師匠をそこへお連れして、一門が勢揃いして「今年はありがとうございました。 来年もよろしくお願いします」と挨拶します。 例えば京舞の井上流なら、芸 […]

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2010.12.12 「赤穂での塩鯛襲名」

今日は兵庫県赤穂市での塩鯛襲名披露公演です。 赤穂と言えば、赤穂義士。 毎年12月14日は赤穂義士祭が開かれているので、前々日の今日は日曜日だから混んでいるかなと思いきや、お祭りは曜日に関係なく13~14日と決まっている […]

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2010.12.11 「初の高知独演会」

今日は土佐の高知でした。 二年前の襲名披露公演で訪れましたが、独演会は初めて。 今回は朝日新聞(高知朝日会)の主催で開いていただきました。 会場となった高知城ホールは、こぢんまりとしていましたが、とてもやりやすく、200 […]

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2010.12.10 「大阪センチュリー交響楽団の定期演奏会」

少し空き時間が出来、急遽、シンフォニーホールにセンチュリーの定期演奏会を聴きに行きました。 残響2秒を誇る、大阪のザ・シンフォニーホール。 英語で言うと「The Symphony Hall」と、非常に良い響きに聞こえるの […]

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2010.12.09 「塩鯛襲名披露公演 in 麻生」

今日は塩鯛兄さんの襲名披露公演で、神奈川県川崎市麻生区の麻生市民館に行きました。 二年前の自分の襲名披露公演でここを訪れた時にも思いましたが、川崎市という文字がホントに見つからないのです。 どうやらこの辺の人達は川崎市民 […]

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2010.12.06 「茂山千之丞さん逝く」

12月4日、大蔵流狂言師、茂山千之丞さんが肝細胞癌により他界されました。 87歳というお年に不足はないのですが、これまでとてもお元気だっただけに急逝という気がしてなりません。 千之丞さんは父、米朝とは昔から昵懇で、お互い […]

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2010.12.05 「ざこば・米團治二人会」

今日は滋賀県東近江市のクレフィール湖東で「ざこば・米團治二人会」。 昼夜二回公演ということは、一日中ざこば兄さんと一緒…こんな嬉しいことはゴ坐ヰませン。 あれ、なんで字が乱れるんやろ・・・。 天気は快晴。 米市の運転で、 […]

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2010.12.03 「一門を越え、事務所を越え」

3日は大阪・難波のワッハホールにて、林家染丸兄上の「芸術選奨・文部科学大臣賞」受賞記念の落語会がありました。 ゲスト出演が桂春團治、笑福亭仁鶴の両師匠。 その顔ぶれの中に私が入れて頂いたこと自体、光栄なことです。 しかも […]

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2010.12.02 「浪花花形五人衆」

私はNHK大阪制作の「上方演芸ホール」という番組の司会をさせていただいています。 オンエアは不定期ですが、1~2ヶ月に一回の割合でおもに関西の漫才を中心にお届けしています。 その収録が2日にありました。 一口に漫才と言っ […]

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2010.12.01 「毎月ついたち みなみにおいで」

はや師走。 毎月一日は大阪・千日前のトリイホールでのTORII寄席。 「毎月ついたち みなみにおいで」というキャッチフレーズで、もう20年近くも続けてきました。 私のプロデュースによる落語会です。 今回は、尼崎市総合文化 […]

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2010.11.30 「伊予の松山の芸妓さん」

龍穴神社でパワーをいただいた私は、翌日は朝から愛媛県松山市に飛びました。 伊丹から松山までプロペラ機でも1時間足らず(伊丹は便利!)。 「桂塩鯛襲名披露公演」が松山で開かれたのです。 塩鯛さんのお祝いの会に、ざこば・南光 […]

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2010.11.29 「朝霞で初物づくし」

ミミさんのディナーショーの興奮冷めやらぬまま、今日は埼玉県まで行きました。 関西の芸人にとって、東京より北側の関東エリアは未開の地と言っても過言ではありません。 滅多に行く機会がないのです。 やはり、新幹線で東京まで行っ […]

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2010.11.29 「室生龍穴神社」

忙中閑有り。 29日はかねてより、計画していた参拝の日でした。 私が足を怪我した時にお世話になった明神さん親子のお勧めにより、怪我の快癒を祈念するためにも、奈良県宇陀市にある室生龍穴神社(ムロウリュウケツジンジャ)にお参 […]

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2010.11.28 「こだま愛ディナーショー」

岡山の一門会から戻るや否や、宝塚ホテルへ直行──。 愛しの歌姫、こだま愛さんの初のディナーショーを観るために。 ミミさん(愛称)こと、こだま愛さんと言えば、かつて剣幸さんの相手役として、絶大な人気を博した宝塚歌劇団月組の […]

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2010.11.28 「濃い一門会」

退院後、お蔭さまで連日東奔西走しています。 今日はとても濃い一日でした。 岡山市民会館での米朝一門会。 メンバーは出番順にしん吉、宗助、米團治、可朝、(中入)、南光、ざこば。 濃ゆいでしょ♂ ざこばさん以上に濃いキャラの […]

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2010.11.27 「おぺらくご in 金沢」

今月2度目の金沢。 朝日新聞社(北陸朝日会)主催による「おぺらくご」です。 今回は大好きな石川県立音楽堂・邦楽ホールでできるとあって、サンダーバードの車内に居るときから嬉しくて仕方ありませんでした。 ここは歌舞伎に良し、 […]

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2010.11.26 「藤田美術館」

今年の紅葉は例年になく綺麗のだとか。でも、このところ連日走り回っている私は、全く名所に行く余裕がありません。名勝に行かずとも、どこででも紅葉を見たら良さそうなものですが、それすら叶わぬ日々が続いています。 そんな折り、大 […]

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2010.11.24 「盛岡でわんこそば」

前日の興奮も冷めやらぬ内に、今日は朝から盛岡に行きました。岩手県民会館で「とうぎん寄席=円楽・米團治二人会」が開催されました。盛岡で喋るのは久しぶりです。大ホールにも拘わらず沢山のお客様にお越しいただき、またとても温かい […]

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2010.11.23 「夢の実現~談志&三枝&米團治」

22日(月)の天満天神繁昌亭の夜席は、私にとって忘れられない日となりました。ヨシモトと米朝事務所の共催による「三枝・米團治二人会」が開かれたのです。上方落語協会会長の三枝お兄さまとの初の競演──、それだけでも有難いのに、 […]

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2010.11.17 「北陸はお菓子の宝庫」

今、北陸本線の特急サンダーバードの車内で、これを書いています。 今日は福井県で日本舞踊アカデミーASUKA「飛鳥をどり」にゲストで招いていただき、落語とトークで皆様のご機嫌をうかがいました(^ー^) 福井市の福井フェニッ […]

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2010.11.16 「文化勲章受章 桂米朝展」

父、米朝が文化勲章を賜って1年が経過。それを記念して、今月20日より地元の尼崎市総合文化センターで「文化勲章受章 桂米朝展」が開かれることになりました。私、只今その準備に奔走しています。 実は、今年初めに米朝の出身地であ […]

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2010.11.10 「僕たち若旦那」

今日は中日劇場で新企画の落語会がありました。落語家の家に生まれ噺家になった、いわゆる御曹司たちだけの落語会の旗揚げ公演です。その名も「東西激突落語会“僕たち若旦那”」。舞台構成を担当していただいた落語作家の小佐田定雄氏に […]

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2010.11.09 「米朝師匠の誕生日」

11月6日は、父でもある我が師匠、桂米朝の85歳の誕生日でした。尼崎市武庫之荘の師匠宅に直弟子が午後6時頃から続々と終結。私も、ざこば兄が席亭を勤める動楽亭昼席を終え、武庫之荘に直行しました。皆がいろんな料理を持ち寄って […]

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2010.11.08 「ウィーンフィル鑑賞」

南山大学での公演の後は、東京に入りました。翌日、サントリーホールでのコンサートに招待されていたからです。毎年日本にウィーンフィルを一週間ほど招聘して、全国各地で公演を行なう催しがあり、その中の一日を大和ハウスが買い切った […]

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2010.11.07 「不安払拭」

退院後、お蔭さまで仕事には復帰できたとは言え、やはり補助器具がないと座れないし、左足先はまだ熱を持っているしで、実は不安との闘いでもありました。「ホントに治るのだろうか」という不安は今も時々よぎります。でも、そんなネガテ […]

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2010.11.05 「退院後」

久しぶりのブログとなりました。 退院後、落語会が続いたことと、入院中お世話になった方への挨拶回りなどもあり、更新が遅れてしまいましたと、まず言い訳を致しまして──、ざっと落語会の様子を記します。 まずは退院後、初めての仕 […]

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2010.10.18 「入院、そして経過のご報告⑥=退院」

本日(18日)めでたく退院しました。入院中はいろいろとご迷惑、ご心配を掛けてしまい、失礼致しました。また、沢山の方からの励ましのお言葉、ありがとうございました! 改めて感謝いたします☆ 実は、16、17日と外出許可を取り […]

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2010.10.17 「入院、そして経過のご報告⑤」

私の入院中、楽屋では私の怪我が悪化した原因の話で持ちきりだったそうです。 「天罰や」、「いやいや、いろんな人の怨念や」などと言われましたが、最も多かったのが「コーラの飲み過ぎ」でした。私は、数年前から自分流の健康法に目覚 […]

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2010.10.15 「入院、そして経過のご報告④」

切開手術は無事に終わり、患部以外はすこぶる元気だったのですが、摘出したものを培養液につけて、丸二日経っても菌が特定されませんでした。そして、指の腫れは、少しは小さくなりましたが、一向に引きません。またしても、不安が募りま […]

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2010.10.11 「入院、そして経過のご報告③」

「骨ですけどね…、きれいですわ」 「えっ?」。私は耳を疑った。そして、二の句が継げない。 「普通こういう深いところで炎症をおこしてたら、ある程度骨はやられてるんですけど、中川さんの場合(あっ、私の本名)、表面のエナメル質 […]

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2010.10.10 「入院、そして経過のご報告②」

2010年10月4日午後3時半、私は泰然とした気持ちで手術用のベッドに横たわり、手術室に入りました。執刀するのは私の主治医である片岡先生。体育会系の風貌で、俺に任せといたら大丈夫的な空気を出しておられます。やはり、外科医 […]

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2010.10.09 「入院、そして経過のご報告」

只今、私は病室でこれを書いています。まさか私が一週間以上の入院をすることになろうとは…。入院に至った経緯はこうです。 きっかけは私の不注意からでした。9月3日の国立能楽堂での「おぺらくご」が盛り上がり、すっかり気をよくし […]

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2010.10.08 「探しています」

この度は私の怪我のことで皆様にご迷惑・ご心配をおかけしてしまい、誠にすみません。この際、ここでもう一つ、私の不注意による恥ずかしい話をお聞きください。それは「つなぎ事件」です。 詳しいことは次の通り──。   この夏、井 […]

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2010.10.05 「お知らせ」

すでにマスコミでも発表されました通り、私は現在入院しております。9月の初めに傷めていた左足の第一指が「骨髄炎」であることが9月の末に分かり、緊急を要するということで、10月4日(月)に切開手術を受けました。襲名後ちょうど […]

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2010.09.25 「天満天神繁昌亭」

つい数年前まで、大阪に寄席小屋ができるなんて、誰が想像し得たでしょう。それが現実のものとなって、はや4年が経ちました。 思い返せば、三枝お兄さまが上方落語協会の会長となられ、リーダーシップを発揮されたことが何よりの原動力 […]

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2010.09.24 「やはりライブは面白い」

11日(土)には東京・日経ホールで三遊亭圓歌師匠との二人会がありました。私が昼間兵庫県高砂市での一門会を終えてから入るスケジュールだったもので、圓歌師匠が先の登場となったのです(恐縮)。その高座で師匠は私の父(米朝)との […]

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2010.09.22 「にぎわい座はいつも賑やか」

またしても、間隔が空いてしまいました。9月に入ってほぼ毎日、特別な公演が続いているので、気の休まる時が全然ありませんでした。原稿用紙に手書きで、しかも3回書き直す習性を持つ私にとって、忙しい時期のブログ更新は「毎日落語の […]

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2010.09.11 「白鳥のみずか」

翌朝(9月6日)はJR北陸本線の特急サンダーバードで富山へ向かいました。富山駅前のオーバードホールでのトークイベント「オペラの楽しみ方」に出演したのです。3日に“おぺらくご”を演じ、その興奮が醒めやらぬ私には絶妙のタイミ […]

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2010.09.10 「彦八まつり」

二日酔い状態で朝一番ののぞみに乗って帰阪。 この日は奈良の石上神宮の崇敬会の大祭で落語を演じた後、すぐに大阪の生國魂神社で行われている噺家のまつり“彦八まつり”に合流すべく、一路、大阪へ――。 でも、のぞみが京都駅に着い […]

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2010.09.08 「情熱大陸×落語会」

4日(土)は赤坂サカスの赤坂ACTシアターで、TBSのテレビ番組『情熱大陸』に出演した噺家による落語会に参加しました。この催しは3~5日の3日間にわたる特別興行で、私の出演日は中日でした。ちなみに前日は立川志の輔・林家正 […]

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2010.09.08 「おぺらくご」

まずは3日(金)、東京・千駄ヶ谷にある国立能楽堂での「落語&おぺらくご」。この公演ではとても面白い空間を作ることができたと思います。 何と言っても、楽屋に入った瞬間、私は得も言えぬ木の香りに癒されました。ヒノキなのか何な […]

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2010.09.07 「残暑お見舞い申し上げます」

9月に入っても相変わらず暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか。少し前に猛暑の原因をあれこれ推測しましたが、なかなか「これが正解だ」と確証を持てるものには出会いませんねぇ。「なるほど」と納得できる見解をお持ち […]

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2010.09.01 「圓歌師匠が私と・・・」

米團治になって、もうすぐ2年になります。入門以来ずっと小米朝を名乗ってきた私が、桂米團治という名跡を襲名したのは平成20年10月4日のことでした。沢山の師匠方や先輩諸氏のお力添えを得て、半年に及ぶ襲名披露公演を無事に勤め […]

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2010.08.31 「なぜあの人は整理がうまいのか」

ホームページを開設して2週間――。初めの1週間は物珍しさで毎日更新し、嬉々としていましたが、それも束の間、この1週間は全く手つかずのうちに過ぎ去りました。 理由は2つ。前にも申した通り、“ブログ慣れ”していない私は、「さ […]

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2010.08.22 「田沢湖~乳頭温泉」

この夏は、秋田で新発見がありました。落語会の翌日、朝の飛行機で帰宅するのはもったいないと、事前に夕方の便に切り替えてもらい、レンタカーを借りて田沢湖までクルマを走らせました。何しろ私は日本一深い湖、そして透明度の良さを誇 […]

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薀蓄
What  is Rakugo?=落語って何やねん? その③ (2010.08.21)

元禄期に江戸と上方、日本の東西でほぼ同時期に誕生した落語ですが、その演じ方は全く違いました。 江戸は、お客を座敷に招いて、或いは落語家が座敷に招かれて、そこでしゃべりました。いわば、お説法のスタイルを踏襲したものと考えて […]

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2010.08.21 「芸人は旅人」

旅芸人という言葉がありますが、芸人ってホンマ旅人やなぁと、近頃つくづく思います。お蔭さまで全国各地から(ときには海外からも)お声がかかり、そこへ行って笑いを提供して喜んでいただく。舞台がはねたら(終わったら)地元の人達と […]

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2010.08.18 「猛暑の原因」

今週はclosed(クローズド)の落語会を回っています。楽屋での会話はもっぱら「暑いなぁ~、暑いなぁ~」に終始しています。 皆さんはこの暑さの原因は何だと思いますか? さすがにこの頃、CO2だという人は減ってきました。私 […]

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薀蓄
What is Rakugo?=落語って何やねん? その②  (2010.08.17)

落語は江戸時代の元禄期、西暦で言うと1680年代に誕生しました。 戦国時代が終わり、徳川幕府によって日本が統一され、平和な時期が数十年ほど経過した頃、落語が生まれました。今の東京=すなわち江戸と、京・大阪=上方というふた […]

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薀蓄
What is Rakugo?=落語って何やねん? (2010.08.16)

まずは私のこともよく知らない人のために、落語についてなるべく分かりやすく説明いたしましょう。題して、「What is Rakugo?=落語って何やねん?」 私は落語家です。舞台で落語をしゃべることを職業にしている人のこと […]

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2010.08.16 「テーマは女性」

 記念すべきブログ第1回は、今月22日の高槻現代劇場での公演のお知らせをします。  「桂米團治と粋な仲間たち」と銘が打たれたこの催し-、これは私が小米朝を名乗っていた時代から当劇場が続けてきて下さった企画です。  毎回、 […]

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2010.08.15 「開通前夜」

ホームページ立ち上げの前夜、私は何故か緊張しています。先程まで、ざこば兄さんの実家に作られた動楽亭という寄席小屋で自分の研鑚会を行い、お客さんの温かい拍手に送られ、意気揚々と楽屋を後にして帰宅した途端、どんどん血の気が引 […]

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