2010.12.03 「一門を越え、事務所を越え」

3日は大阪・難波のワッハホールにて、林家染丸兄上の「芸術選奨・文部科学大臣賞」受賞記念の落語会がありました。 ゲスト出演が桂春團治、笑福亭仁鶴の両師匠。 その顔ぶれの中に私が入れて頂いたこと自体、光栄なことです。 しかも、会の途中、春團治師匠を囲んで染丸さんと私がお話しを聞くという一幕もありました。 そこで春團治師匠はにこにこと、またとても饒舌に昔話を語って下さったのです。 滅多に見られぬ顔合わせは、私にとってお客さん以上の喜びとなりました。

『時うどん』染弥、『替わり目』米團治、『祝のし』春團治、「座談」三人、〈中入〉『つぼ算』仁鶴、『地獄八景亡者戯』染丸。 普段は所属事務所内の芸人で組み合わせが決まることの多い関西ですが、この日はヨシモト・松竹芸能・米朝事務所と、事務所を越え一門を越えて、メンバーが組まれました。 違う一門や違う事務所の人達と仕事をするのは何かと触発されていいですね。お そらくマネージャーも同じことを考えてると思います。

翌日は明石での落語会。 出方は三人。 桂阿か枝、笑福亭喬介、そして私。 これもヨシモト・松竹・米朝事務所や。