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2012.05.31 「国宝が国宝を見に行く」


考古学に携わっている弟の渉から「チャーチャン(米朝の愛称)を姫路城に連れて行けへん?」と、打診が入りました。「えっ、姫路城は今、改修工事の真っ最中やろ?」「そやさかい、ええねん。工事現場の足場を昇って、天守閣を外から間近に見ることができるんやで」「!?」。

 

私は知りませんでした。いや…姫路城の天守閣が去年から保存のための改修工事に入っているのはもちろん知っていました。仕事や墓参りで姫路に行く度に、お城がベールに包まれて外からは何も見えない状態になっているので、寂しいなぁと思っていたんです。でも、その足場に上がって、謂わば空中から天守閣を見ることができるやなんて…!

 

28日(月)、父をクルマに乗せ、渉の運転で姫路に向かいます。米輝と慶治朗もお供します。このところよく竜巻や雷雨に見舞われている日本列島ですが、この日は実に穏やかな日和。米朝は稀代の晴れ男(^0_0^)

 

お城に着くと、父の友人である神崎保さんや小澤紘司さんも米朝をお出迎え。そして、姫路城大天守保存修理工事に携わるスタッフの方々が大勢で我々を迎えて下さいました。そうか、渉は兵庫県立考古博物館の発掘調査部門で仕事をしてきた男。工事関係の人の中に知り合いが沢山いるのも当然や…大したもんやなぁと感心していると、そこに姫路市長、石見利勝さんの姿! 「え、市長まで?」「いや、米朝師匠がお城をご覧になると伺ったので、少しだけでもご挨拶を思いまして」。


 
なぜか、私が石見市長と石田副市長に囲まれました(^_^ゞ

 

姫路の名誉市民でもある人間国宝の米朝が姫路の国宝を見に来たのだから、なるほど、さもありなん☆☆☆


 

 

心の籠ったおもてなしを受け、いざ、お城に上がります。いやぁ、驚きました。今回、丸4年に及ぶ大工事の期間中、一般のお客さんも修理工事の様子を間近で見ることができるのです。工事現場と言っても、普通の現場とは全然違います。鹿島建設が足場を組むだけで一年かけたというすぐれもの。そこにシースルーのエレベーターが二基設置してあり、それに乗って、一気に海抜100mの高さまで上がります。


  

 

いくつかの階層に分かれていて、各階とも窓が大きく取ってあり、瓦の吹替えなど、天守閣を修理している様子がつぶさに観察できます。


 

 

また、そこかしこに色んな模型や写真が展示されてあり、まるで博物館に来たかのよう。


 

 

外に目をやると、眼下に播州平野が広がります。姫路スカイタワーと呼べるかも…(^0_0^)


 

 

修理が終わってしまえば、もう絶対に見ることができなくなる光景を、今なら目にすることができるのです。「天空の白鷺」と名づけられた姫路城大天守修理見学施設は一見の価値あり!(http://www.himejijo-syuri.jp/ TEL:079-280-3172 FAX:079-287-2014)


 

 

丁寧に案内して下さった皆様、ありがとうございました!


 

 

この日は、父の実家がある九所御霊(クショゴリョウ)天神社にお参りをし、帰りがけに米朝事務所の川端マネージャーのご両親が経営するレストラン「かわばた」で食事をして帰途に就きました(^q^)