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小米朝流「私的国際学」<6>(2001年2月10日)

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明日(2月21日)は建国記念の日。日本が誕生した日である。「何でこの日なの」と疑問を抱いたことから、私は古代史にはまってしまった。


戦前は紀元節と呼んでいた。神武天皇が即位された日なのだ。ときに、西暦、紀元前660年のこと。つまり、ことしは皇紀2661年にあたる。


多くの歴史学者は『古事記』『日本書紀』の神話の記述を史実とするのはナンセンスと一笑に付す。だが、紀元前7世紀ごろ何か大きな変革があったのではないかと調べたら、こんな史実に出くわした。


紀元前722年、イスラエル王国がアッシリアに征服され、北イスラエルの10部族が東方に連れ去られ、歴史の舞台から消えた。もし彼らが日本に来ていたら、日本の神道はユダヤ教の影響を受けたことになる。


そう言えば、映画『レイダース・失われた聖櫃』にもある通り、神からの選民の証となるモーゼの十戒石を入れた契約の箱が、そのころ、ソロモン神殿から無くなっているのだ。そして、実はそれが四国にあるという書物がかなり出版されている。お祭りでかつぐ御神輿は聖櫃に似ているしね・・・。


そう言えば、伊勢神宮の参道に並んである石灯籠には菊の御紋の下に六芒星(ダビデの星)が刻まれているぞ。


そう言えば、諏訪神社に伝わる〝御頭祭(おんとうさい)〟。柱にしばられた少年に神官が刀を振り上げ、使者がそれを止める手順はまさにアブラハムのイサク奉献伝承そのものだ(場所は守屋山=モリヤの地)。


この国のかたちは古代から国際色豊かだったんだ。朝鮮半島や揚子江流域、あるいは南洋から様々な民族がはいり、大きく和合した日本。我々が無意識に享受してきた神道のこころを探求すれば、世界の流れがつかめるのではないか。


ユダヤ教徒とイスラム教徒が聖地の取り合いで戦争を繰り返しているけど、中東和平の真の仲介者は日本人かもね・・・。