2015.01.17 《二度目の仙酔島》

ANAの機内誌「翼の王国・国内版」に連載されている門上武司さんのコラム『二度目の』シリーズは毎回ワクワクして読んでいます。

というのも、私と行き先が重なることが多いから(^0_0^)

フードコラムニストの門上さんが全国各地の“食”を求めて旅するうちに、どうしてもまた行きたくなった場所──すなわち、二度目の訪問地ばかりを掲載しておられるシリーズなのですが、これまでに霧島・宮古島・鎌倉などなど、「あぁ、そこへは私も二回行ったぞ」という所が結構あるのです。

文中にもある通り、初めて訪れた時と、二度目に訪ねた時とでは、明らかに感覚が変わります。その違いを味わうのも旅の醍醐味の一つ!

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1月号の訪問先は、鞆の浦でした。

ここも私、先月、二度目の訪問を果たしたばかりだったので、なんだか嬉しくて…(^ー^)

あ、ちなみに、毎年1月号に特集される陳俊龍さんの『風水暦──十二支占い』も面白いですよ。なぜか、当たっているような気がします(^o^ゞ

それはさておき──、

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広島県福山市の鞆の浦。やはり歴史を感じる港町でした。太古の昔から瀬戸内海を航行する船の中継地として栄えてきたんですもんね。

実は、厳密に言うと、うんと以前、子供の頃に叔父に連れて来てもらったことがあるのですが、その時の記憶が殆んどないため、一昨年の秋に自分の意思で訪れた時を第1回として数えています(^^ゞ

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鞆の浦を静かに見守る沼名前神社(ヌナクマジンジャ)。ご祭神は大綿津見命(オオワタツミノミコト)と須佐之男命(スサノオノミコト)で、京都・八坂神社(祇園さん)の元社だと言われています。

しかし、何と言っても特筆すべきは、向かいに見える仙酔島☆

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朝も──、

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夕景も──、

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心が和みます☆☆

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「仙人でさえ酔うほどに美しい島」であることから名づけられたという仙酔島(^ー^)

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傍らには弁財天が奉られている弁天島もあり、安芸の宮島ならぬ“備後の宮島”と呼びたくなります☆☆☆

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ただ、一点、注文をつけるとするなら、仙酔島への渡し船が最近「弁天丸」から「平成いろは丸」に代わったのですが、これがどうも情緒がありません。

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幕末の頃、坂本龍馬が乗った西洋式蒸気船いろは丸が紀州藩の船と衝突し、沈没。その賠償交渉が始まったのが鞆の浦だったことから、龍馬人気にあやかろうと「平成いろは丸」なる渡し船を登場させたのだとか。

船内には賠償交渉の不明瞭さや、龍馬の巧妙さが記されてはいますが、おそらく和歌山の人は乗らないだろうなぁ。

横手に係留されている第2弁天丸のほうが、うんと情緒がありました(^ー^)

まぁ、それはさておき、二度目の旅では鞆の浦の歴史豊かな町並みも堪能しました。

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遊廓の名残りを今に伝える家並み──。

安国寺を初めとする寺院の数々──。

養命酒ならぬ、保命酒の蔵元見学──。

でも、コラムに書かれてある「お好み焼き のむら」のことは知らなかった。次回はここへ行こう!

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三度目の旅になるけれど(^-^ゞ